電車内で乗客らが無差別に襲撃される事件が昨年相次いだことを受け、愛知県警鉄道警察隊などは、JR名古屋駅で凶悪事件に対応する訓練を行い、鉄道警察隊の隊員ら約30人が参加した。

刃物を持つ男への訓練では、駅のホームで職務質問し、金属探知機で刃物の所持を確認したとの想定で、暴れる男を取り押さえた。ガソリンをペットボトルに入れた男には、県警が初導入したボール型の「投てき消火剤」を使用。ガソリンをまいてで火を付けようとする男に対して消火剤を投げつけた。

訓練後、国枝治男・県警本部長は「鉄道の安全を守り、安心して暮らせる安全な愛知の確立に向けて活躍することを期待する」と話した。

投てき消火剤は「初期消火に効果的」

電車内の事件を巡っては、小田急線(2021年8月)と京王線(同10月)で乗客が無差別に襲われた。京王線の放火事件では、車両内火災への対応も迫られ、県警鉄道警察隊員は、同7月に導入した投てき消火剤のほか、金属探知機も携帯している。

同隊の河合裕浩隊長は「投てき消火剤は初期消火に効果的。車内で凶悪事件に遭遇した際は、車内のSOSボタンを押し、冷静になって状況を乗務員に知らせて」と呼びかけた。【森田采花】

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駅構内で刃物所持の男を想定 相次ぐ事件受け、鉄道警察隊ら訓練

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