本州の最北に位置する青森県には、前回までにご紹介した廃止された路線以外に、現在も複数の私鉄路線が健在です。JR五能線の五所川原駅に隣接する津軽五所川原駅から津軽中里駅までの20.7kmを結ぶ津軽鉄道もその一つです。

現在は旧型客車で運転されるストーブ列車を除き、通常はオリジナル気動車である津軽21形で運転されていますが、それ以前の気動車であるキハ24000形をご紹介したいと思います。

キハ24000形という形式になっていますが、その生い立ちから大きく2つのグループに分かれます。まず、旧国鉄キハ11を払い下げられたキハ24025、キハ24026の2両です。

払下げ時にトイレ撤去などの改造を受けたようですが、外観はほぼ原形をとどめています。

(津軽五所川原駅ホームから撮影)

もう一つのグループは、国鉄キハ20をもとに製造されたキハ24021-24024のグループです。外観は国鉄キハ20によく似ていますが、一段窓であることが特徴的です。のちに津軽鉄道にも導入される国鉄キハ22も一段窓ですが、キハ22は寒冷地仕様で二重窓になっており、窓の大きさがより小さいので見分けがつきます。

なお、冬のストーブ列車で使用されるオハフ33、オハ46は上記キハ24000形のオリジナル車よりも前に製造された車両ですが、現役で使用されているので参考として掲載します。

この路線は、ストーブ列車で有名ですが、途中には #太宰治 の故郷である金木など、観光路線としても魅力的です。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

※各写真は一回の旅行で撮影しているわけではなく、複数回にわたるものを編集しています。

記事:芝系太

#車両 #東北 #本州 #私鉄


写真で振り返る懐かしの鉄道車両〜津軽鉄道 キハ24000形〜【東北編011】

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