中国東北部には、日本統治時代の建物がまだ多く残っている。中国メディアの百家号はこのほど、日本人が建設したという鉄道駅について紹介する記事を掲載した。

記事が紹介したのは、遼寧省丹東市鶏冠山鎮にある「鶏冠山駅」だ。鶏冠山鎮は小さな村のような場所だが、かつては鉄道輸送が非常に重要な地位を占めていたので、当時の日本は小さな町や村も含めてあちこちに駅を建造したと説明している。

実際、「鶏冠山駅」のあるこの路線は、かつて「安奉線」と呼ばれた、現在の瀋陽市と丹東市を結ぶ鉄道で、日露戦争中に旧日本軍によって建設された路線だ。記事は、「鶏冠山駅」は1904年に建設され、今でもほぼ完全な形で残っていると写真入りで伝えた。

終戦後は、中国の瀋陽鉄路局が引き続きこの路線を管理運行し、「鶏冠山駅」も長年使用されてきたが、2017年以降は「鶏冠山駅」に停車する列車はなくなり、駅は使用されなくなったという。記事によると、取り壊される危険もあったものの、民間の呼びかけで保存が決まったそうだ。

「鶏冠山駅」は100年以上前の建物だが、今もほぼ当時の原型のままであり、いかに丈夫に建設されたかがよく分かる。中国は、経済的な利益や発展が優先されて貴重な建物でも壊してしまうことが少なくない。こうした歴史的な建造物はぜひともむやみに取り壊さず、しっかりと保存してもらいたいものだ。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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中国東北部で日本人が建てた鉄道駅、100年経ても「ほぼ原型のまま」=中国

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