鉄道への造詣が深い地理・地図研究家、浅井建爾氏の新著『読めば読むほどおもしろい 鉄道の雑学』からの抜粋で、鉄道にまつわる素朴な疑問をわかりやすく読み解く。今回は、品川駅が品川区ではなく港区にあり、北品川駅が品川駅の南にあるナゾに迫る。

品川駅が品川区ではなく
港区に位置する理由とは

品川駅は東海道新幹線のほか、京浜東北線や山手線などの在来線と京浜急行本線が乗り入れる一大ターミナル駅である。近い将来、リニア中央新幹線が開業した際には発着点となることが決定している。品川駅の次の駅は、現在の橋本駅付近の神奈川県駅(仮称)で、そうなった暁には存在感はますます増しているだろう。

品川駅は目黒駅と並び、駅名と区名が一致しない駅として有名である(ちなみに目黒駅は品川区にある)。品川駅を横浜方面に発車したすぐのところに境界があり、そこから南が品川区、北が港区である。実話ではないが、品川区役所に用のある人が品川駅に降り立ち、タクシーの運転手に「区役所まで」と告げたら、港区役所へ連れていかれた、などということがあるかもしれない。

品川駅は最先端の駅になるとともに、日本で最も古い駅といえる。日本で最初に鉄道ができたのは1872(明治5)年旧暦9月12日とされ、新暦に当たる10月14日が「鉄道の日」になっている。このときの新橋─横浜間の駅が新橋・品川・川崎・鶴見・神奈川・横浜の6駅。しかし、その4ヵ月前の旧暦5月7日(新6月12日)、安全確認と乗務員訓練のため、品川─横浜間で仮開業された。

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品川駅の南にあるのに、なぜ「北品川駅」なのか?

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