文化審議会は23日、明治時代に造られた日本最初の鉄道路線の一部で、海の浅瀬に築かれた「高輪築堤」(東京都港区)を史跡にするよう、文部科学相に答申した。同路線の起点駅で、すでに史跡となっている「旧新橋停車場跡」(同)に、高輪築堤の一部を追加指定する形となる。近く正式に指定される見通しで、JR高輪ゲートウェイ駅前の発掘調査で遺構が確認されてから異例の早さで保護が図られる。

同路線は明治5年(1872年)に新橋—横浜間で開通し、高輪築堤は当時は海だったこの地域に鉄道を通すために築かれた。工事は英国人技師が指導したが、石積みなどに江戸時代以来の日本の技術も生かされている。

JR東日本が商業ビルなどを開業する開発計画に伴い、2019年以降調査が行われ、これまで約800メートルが出土。船を通すための隙間を空けた構造が分かる「橋梁(きょうりょう)部」などが見つかった。追加指定されるのは、JR東が現地保存を表明している橋梁部を含む2か所の計約120メートル分になる。

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「高輪築堤」を国史跡に、文化審議会が答申…「旧新橋停車場跡」に追加

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