東武鉄道はリバイバルカラー車両企画の第2弾として、特急「りょうもう」の車両200型に1800系のカラーリングを施し、車内の座席カラーも変更して、8月7日から運行開始する。これに先立ち、8月5日に報道関係者向けの車両撮影会が実施された。

東武鉄道が1800系カラーリング「りょうもう」(200型205編成)を報道公開

伊勢崎線の急行列車専用車両として登場した1800系は、1969(昭和44)年の運行開始から1998(平成10)年3月末まで約29年間、両毛地域と東京都内を結ぶビジネス急行列車として活躍。外観のカラーリングに加え、パノラミックウインドウを用いた先頭形状、幅1,500mmの広い窓を取り付けた車体側面など、当時の斬新なデザインを採用し、「伊勢崎線の急行列車=ビジネス急行『りょうもう』」として不動の地位を築いたエポックメイキングな車両だった。日本で初めて、車内に飲料水の自動販売機も搭載したという。200型・250型の登場で「りょうもう」の運用を終え、後に引退したが、最後に増備された1819編成のみ、2018年5月まで団体専用列車・臨時列車で活躍した。

1800系カラーリング「りょうもう」は200型の205編成・209編成を使用し、塗装が完了した編成から順次、営業運転を開始する。8月5日の車両撮影会では、先に塗装を終えた205編成の外観・車内が公開された。鮮やかなローズレッドにホワイトのラインを配した外観で1800系のカラーリングを再現しつつ、車体前面の窓周りはホワイトの細いラインとし、窓下のホワイトのラインはつなげるなど、流線型の200型に合わせたアレンジも見られる。車体側面上部のラインも、1800系と比べて太めにデザインされた。

外観は1800系のカラーリングを再現しつつ、流線型の200型に合わせたデザインに
車内の座席も1800系の座席カラーに変更。飲料水の自動販売機は200型にも設置されている

日光線・伊勢崎線で活躍した歴代車両を振り返るリバイバルカラー車両企画の第1弾として、今年6月に運行開始したデビューカラーリング「スペーシア」は外観のみの変更だった。第2弾となる1800系カラーリング「りょうもう」では、外観に加え、車内の座席カラーも変更。1800系の座席カラーに合わせた配色となった。

1800系カラーリング「りょうもう」が運行開始する8月7日、同車両によるミステリーツアーが開催される。運行区間は明かされていないが、発駅は東武動物公園駅、着駅は草加駅を予定しているという。ツアー参加者限定の撮影会や鉄道部品・グッズ販売をはじめ、1800系「ビジネスライナー」記念プレート(前頭板レプリカ)と記念乗車証のプレゼントも予定されている。1800系カラーリング「りょうもう」記念乗車券も8月7日に発売(発売数3,000セット、売り切れ次第終了)される。

なお、100系「スペーシア」・200型「りょうもう」のデビュー30周年を記念したリバイバルカラー車両企画の第3弾として、デビューカラーリング「スペーシア」とは異なる塗装の「スペーシア」が今後登場する予定。内容や時期は決まり次第、改めて発表される。

#電車 #東武鉄道 #特急列車


東武鉄道200型「りょうもう」1800系カラーリングの編成を報道公開

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