会社発足から30周年を迎える嵯峨野観光鉄道が、クラウドファンディングを活用した沿線ライトアッププロジェクト実施に向けて動き始めた。

嵯峨野観光線は嵐山〜亀岡間を約25分で結ぶ観光専用の鉄道路線。季節によって表情を変える沿線の景色、なかでも保津川峡谷の絶景が魅力で、2005年からは秋の紅葉シーズンにおけるライトアップも行っている。美しく照らされた沿線の紅葉や渓谷の大自然は、京都を訪れる観光客から高い評価を得ている。

【参考】
もうすぐ見頃!嵯峨野トロッコ列車で楽しむ紅葉ライトアップ
https://tetsudo-ch.com/10899155.html

同社は更なる景観の魅力向上のためライトアップ設備の充実を図っていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響による大幅な収入減を受け、計画変更を余儀なくされた。2020年度第一四半期の利用はコロナ前の10数%にとどまり「会社発足以来、最も厳しい状況」という。

一方、ワクチン接種が進んだことで「久しぶりに乗りに来た」という利用者の姿も見られるようになった。同社はそうした利用者からの期待や声援を受け、プロジェクトの立ち上げを決断。安全上の保守管理を優先する関係で確保できないサービス施策のための資金をクラウドファンディングで募ることにした。

プロジェクト名は「〜京の渓谷に灯火を〜嵯峨野トロッコ30周年ライトアップ大作戦」。CFサイト「CAMPFIRE」にてAll-in方式で支援を募る。期間は2021年7月30日〜9月12日、目標金額は1,300万円。支援金はライトアップの灯具設置やすでに設置されている灯具の老朽取替、樹木の整備等に活用する。

リターンは2022年2月22日発行の「嵯峨野2号」普通乗車券や運転士用時刻表のレプリカ、DE10エンジン音CDやオリジナル車窓DVDなど自宅でも楽しめるものから、客車や機関車の運転台乗車体験、駅員体験や車内アナウンス体験など幅広く用意した。

鉄道チャンネル編集部
(イメージ写真:めがねトンボ / PIXTA)

#観光 #ライトアップ #紅葉 #クラウドファンディング


嵯峨野観光鉄道、あす30日からCF活用で沿線ライトアッププロジェクト リターンに運転台乗車体験など

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