中国はこれまで高速鉄道の建設に力を入れてきたが、その背後では次世代高速鉄道としてリニアモーターカーの開発も進められている。中国メディアの百家号は17日、中国のリニアがまもなく日本を超えると主張する記事を掲載した。

現在の「磁気浮上式鉄道」の世界最高記録は、2015年に日本の超電導リニアが記録した時速603キロであり、これはギネス世界記録にも認定されている。しかし記事は、中国の高速鉄道技術は非常に進んでおり、速度でそのうち日本を超えことになると主張している。自信の根拠は、2021年1月に高温超電導リニアモーターカーの試作車両が完成したことにあるようだ。

このリニア車両は、カーボンファイバー製の軽量ボディを採用し、抵抗の少ない車体形状で、冷却に液体窒素を使用することで、従来の液体ヘリウムシステムよりも高い温度での超伝導状態が可能になり、コストをかなり抑えられるという。設計上は時速620キロに達するので、「日本の603キロを超えるはず」と主張している。真空チューブ技術の研究も進めているので、これが成功すれば時速1000キロも可能であり、「北京と上海間を1時間で移動するのも夢ではない」と伝えた。

しかし中国人には不満もあるそうだ。やはり次世代高速鉄道の開発が行われている米国では、ネット上で「中国は米国の技術をパクっている」との批判があるという。記事の中国人筆者は「米国はとっくに開発をあきらめたのに、滑稽な話だ」と反論しているが、実際には、米テスラが高速チューブリニアの実現を目指していると報じられるなど、米国は開発をあきらめるどころか中国と張り合う関係だ。

記事の中国人筆者は、中国の高温超電導リニアに対する絶対的な自信を持っているようだが、仮に高温超電導リニアが完成した場合、どこでどのように運用していく予定なのだろうか。また全土に張り巡らせた高速鉄道網はどうなるのだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

#中国 #高速鉄道 #開発 #日米


日米中で進む「次世代高速鉄道」の開発、米国では「中国はパクリ」の声も

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