東急電鉄は7日、武蔵小杉駅と長津田駅の旧定期券うりばを暫定活用した個人向けシェアオフィスの提供を7月12日から開始するほか、昨年2月末から休館中の「電車とバスの博物館」B棟についても、8月1日から個人向けシェアオフィスとして暫定活用を開始すると発表した。

長津田駅旧定期券うりばで開業する「TSO エキスル長津田」の外観

今回発表されたサービスでは、オフィスデザインやオフィス家具のサブスクリプションの導入実績が豊富な「subsclife」や、入退室から決済までアプリ内で完結するテレワークプレイス提供サービス「Suup」との協業により、オフィス家具の購入・システム開発などの初期費用と、無人運営による人件費などを削減することで、気軽に利用できる低価格設定を実現している。

スピード感ある協業により、定期券うりばの営業終了後、5月にスタートしたプロジェクト検討から約2カ月という短期間でサービス開始に至ったとのこと。環境に配慮した建材の活用、池上駅や戸越銀座駅で使用していた廃材を再利用する「えきもく」の活用など、環境負荷低減の取組みも実施する。暫定活用期間はいずれも約1年間を予定している。

なお、このサービスの企画段階から駅係員・乗務員ら複数の現業社員が社内諸制度を活用して一時的に現業から離れ、専属の企画担当として参画。サービス開始後、参画した武蔵小杉駅と長津田駅の駅係員は駅の新たなサービス運営業務も担い、開業後の利用者ニーズをいち早く察知し、さらなるサービス品質向上へつなげる担当として継続的に参画するとしている。加えて、環境配慮型サブスクリプションサービス「TuyTuy」のクーポン提供サービスである「Suup」の対象店舗として利用することもできる。

武蔵小杉駅旧定期券うりばで7月12日に開業する「TSO エキ de work Kosugi」は、営業時間7~20時(土日祝日営業)、座席数5席(うち1席はスタンディング席)、利用料金は15分100円(利用状況により変更の可能性あり)。設備としてWi-Fi・コンセント有り、個室・電話ブースなしで、ウェブ会議や食事は不可となっている。

長津田駅旧定期券うりばで7月12日に開業する「TSO エキスル長津田」は、営業時間7~20時(土日祝日営業)、座席数9席、利用料金は15分100円で1日最大1,000円(利用状況により変更の可能性あり)、設備としてWi-Fi・コンセント有り、個室・電話ブースなしで、ウェブ会議は可能だが食事は不可となっている。

「電車とバスの博物館」B棟のキッズワールド モハ510形
「電車とバスの博物館」B棟のキッズワールド YS-11

「電車とバスの博物館」B棟で8月1日に開業する「TSO DENBUSワークスペース」は、「大人がワクワクするアミューズメントシェアオフィス」がコンセプトの個人向けシェアオフィスで、普段味わえない電車の客席や飛行機の操縦席でのデスクワーク、アウトドア仕様エリアでは外で働いているような開放感を味わいながらデスクワークを行える。営業時間は9時30分から17時まで(博物館の営業日に準ずる)、座席数30席、利用料金は1時間200円で1日最大1,000円(利用状況により変更の可能性あり)、設備としてWi-Fi・コンセント有り、個室・電話ブースなしで、ウェブ会議や飲食が可能なスペースが用意されている。

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東急電鉄「電車とバスの博物館」B棟などシェアオフィスで暫定活用

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