気象庁は7日午前、鳥取県と島根県で線状降水帯による非常に激しい雨が降り続いているとして、「顕著な大雨に関する情報」を出した。そんな中、映画『RAILWAYS』の舞台となり、出雲大社と松江城を結ぶ「一畑電車」(通称ばたでん)も大きな被害を受けている。

■観測史上最大

気象庁は午前5時40分、松江市付近に1時間で約100ミリの猛烈な雨が降ったとみられるとして「記録的短時間大雨情報」を発表。出雲市では、観測史上最大の1時間に75ミリの非常に激しい雨が観測された。大雨の影響から市内を走る一畑電車が始発から運休となっている。

担当者によると、近くの川が決壊し、美談(びだみ)駅から大寺駅までの線路が冠水してしまっているという。ほかの区間でも土砂が流れてきたり、倒木が発生。

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■応援メッセージが寄せられる

明日までの終日運休は決まっており、運転の再開については9日または10日をめど復旧作業に進めていくとしている。映画の舞台にもなったことで、多くの鉄道ファンが撮影にやってくる場所でもある。

「多くの皆さんから応援メッセージをいただいている」と担当者。

■鹿が逃げ出す

出雲市防災安全課によると、午前10時現在、市内で床上浸水2棟、床下浸水7棟を確認。道路はのり面が崩れたり、路面が陥没するなど合わせて44件の被害がでている。

このほかがけ崩れも13件発生。また、同市平田町の愛宕山公園ではのり面が崩れてフェンスが壊れ、飼育している鹿5頭が逃げ出したとの情報が寄せられている。

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(取材・文/しらべぇ編集部・おのっち

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映画の舞台となった松江市の鉄道ファン聖地も冠水 鉄道会社は「応援寄せられている」

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