赤字が続く近江鉄道を盛り上げようと、滋賀県東近江市の市民団体「あいのみ企画室」などが中心となって近江鉄道を題材にした映画製作を企画した。9月に撮影、11月に上映会の開催を目指し、製作費の寄付を募っている。実行委員長を務める、企画室の奥村清和代表(63)は「近江鉄道を自分の鉄道だと思ってもらえるよう、懐かしさや歴史に触れられる内容にしたい」と話した。【諸隈美紗稀】

映画のタイトルは近江鉄道の愛称から「ガチャコン!」と名付けた。監督は、俳優や映像作家としても活躍している同市出身のムラヤマ・J・サーシさん(44)が務める。ストーリーは、近江鉄道で通学する主人公の高校生クミコが、担任の女性教師の恋愛模様が気になり、父親の助けを借りて、教師に「ドッキリ」を仕掛けるというもので、親子の愛情や恋愛、コメディー要素の詰まったハートフルムービーになっている。

日野駅の観光案内交流施設「なないろ」や、1980年代まで貨物輸送に使われた電気機関車「ED314」が展示されている近江酒造なども登場する。

撮影は9月23〜25日の3日間で、日野駅や八日市駅などで行う。上映時間は約60分。主要キャスト5人以外は、地元からエキストラを募る。ムラヤマ監督は「できるだけたくさんの地元の人に出てもらいたい」と話した。エキストラ募集は8月を予定している。

製作費150万円のうち、120万円の寄付を集めている。奥村さんによると、7月1日時点で約60万円が寄せられたという。「鉄道好きだったり、過去に近江鉄道を利用していたりと、多くの人が関心を持ってくれていると感じた。更に協力をお願いしたい」と呼び掛けている。募集は8月末までで、個人1口2000円、事業所・団体1口1万円から。

寄付者には上映会の招待券が送られる他、希望者の名前をエンドロールに掲載する。寄付に関する問い合わせは「まちづくりネット東近江」(0748・56・1277)。

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