三菱電機は29日、長崎製作所(長崎県時津町)で製造している鉄道向けの空調設備の出荷検査で、30年以上にわたって不正が行われていたことが分かったと発表した。同社は「安全性や機能に影響はない」と説明しているが、不正な検査は少なくとも1985年頃から続いていたという。

不正があったのは、鉄道車両の上部に取り付ける空調設備で、社内調査で6月中旬に判明し、詳細を調べている。同社は「速やかに対応を進め、内容を公表する」との声明を出した。

関係者によると、同社は個別の取引先との間で取り決めていた仕様などに関する検査で不適切な行為があったという。事前に決めていた検査方法を守らず、製品を出荷していた可能性がある。

三菱電機は出荷先の名称や規模を明らかにしていないが、複数の鉄道会社に製品を納めているという。同社によると、長崎製作所で製造している鉄道用空調設備は国内市場のシェア(市場占有率)がトップクラスで、海外でも使われている。多数の企業に影響が広がった場合、鉄道事業を所管する国土交通省などが調査に乗り出す事態も想定される。

三菱電機を巡っては、2019年にエレベーターで国の認定制度に適合しない部品が使われていたことが発覚するなど、品質検査や安全認証基準などを巡る問題が相次いでいる。

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三菱電機が不正検査30年以上…鉄道向け空調、社内調査で判明

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