世界最長の営業距離を誇る中国高速鉄道は、中国人にとって広大な国内の移動に欠かせない交通手段の1つとなった。中国では高速鉄道を「中国の新4大発明の1つ」であると主張し、中国が高速鉄道を再定義したといった主張も見られる。

中国は高速鉄道の分野では「後発組」であり、高速鉄道は中国が発明したものではないのは周知の事実だが、中国の動画サイト西瓜視頻はこのほど、「速くて便利な高速鉄道が誕生し、普及してきた経緯」について紹介する動画を配信した。

動画では、世界初の高速鉄道は日本が作ったと指摘し、1964年の東京五輪に合わせて建設され、開業した新幹線こそが世界初の高速鉄道だったと紹介。最高時速200キロで東京と大阪を結び、その驚くべき速度と、普通の列車とは違った外観デザインで世界中の人の注目を集めたと伝えている。

その後、世界各国で高速鉄道の建設が始まり、日本もこの流れに乗って高速鉄道技術を輸出するようになったと紹介した。この輸出先には中国も含まれ、中国は日本の技術を導入してみたものの、「速度にしても輸送量にしても、中国国内の需要を満たせないことに気が付いた」そうだ。

それで中国は、日本やドイツの技術を参考にしつつ時速を上げることに成功し、「今や高速鉄道と言えば多くの人が中国を連想するようになった」と誇らしげに伝え、中国はスタートが遅かったとはいえ、すでに日本を超えたと主張した。

中国高速鉄道は、日本など海外の技術を導入してから、消化吸収してさらなる革新を遂げた「独自技術」だと中国は主張している。動画に対して、多くの中国人ネットユーザーからコメントが寄せられており、「最高時速200キロを実現したのは日本人だが、中国人は営業速度350キロまで引き上げた」と胸を張るコメントがある一方で、「世界にまだ存在していないものを除けば、中国に作れないものなどない」と、中国高速鉄道がパクりだと言われることを暗に皮肉るコメントも見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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速くて便利な「高速鉄道」が誕生し、普及してきた経緯=中国

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