近年、東南アジア諸国は急速な経済発展を遂げており、多くの投資家の注目を浴びている。中国メディアの網易はこのほど、「高速鉄道が東南アジアを永続的に変える」とする記事を掲載した。高速鉄道が東南アジアにもたらす利益には計り知れないものがあるという。

記事は、東南アジアでの鉄道建設では中国が大きな役割を担っていると紹介した。正確に言えば高速鉄道ではないが、中国ラオス鉄道はその良い例で、現在建設が進んでいるこの路線は、将来的にタイのバンコクまでつながる予定だと伝えている。また、インドネシアではコロナ禍でありながらも中国が受注した高速鉄道の建設が今も進められている。

しかし、東南アジアにおける中国高速鉄道の立場も決して良いものではないようだ。記事は、中国によるラオスでの鉄道建設について、ラオスがいわゆる「債務のわな」に陥り、「中国の属国」のようになってしまうことをベトナムは危惧しており、ベトナムは中国による鉄道建設を警戒していると主張。また、マレーシア政府も中国の影響力に対して警戒感を示しており、マレーシアとシンガポールを結ぶ高速鉄道計画が停止したと伝えた。

とはいえ、記事は「一時的には障害があるとしても、東南アジアにおける中国の影響力が拡大を続けていくことは間違いない」と自信を見せた。最終的には、中国とシンガポールは高速鉄道で結ばれると主張している。また、2021年にも完成予定の中国ラオス鉄道は、ラオスに大きな経済的なメリットをもたらすだろうと予測した。

記事は「日本も東南アジアへの新幹線輸出を目指しているものの、東南アジアにおける日本の影響力は小さくなってきている」と主張する一方、「中国と日本のどちらが建設するとしても、高速鉄道が東南アジアの経済にとって重要な作用をもたらすことは間違いない」と強調。特に貿易、観光、農村部への影響は大きく、多くの企業を引き寄せて新たな雇用を生むなどの利点があり、将来的には東南アジアに高速鉄道網が拡大していくのではないかと予測した。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

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中国高速鉄道に対して高まる警戒感、だが「高速鉄道は東南アジアを変える」=中国

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