JR東日本が高輪ゲートウェイ駅前を中心に進める品川再開発計画の工事現場で昨年、日本で初めて開業した鉄道の線路跡「高輪築堤」の遺構が見つかった。築堤は東京湾の浅瀬に造られた。約150年前に「海上を走る鉄道」を実現できた理由は、江戸時代に培った日本の技術にあった。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

高輪築堤の保存で
議論が活発化

 昨年、JR東日本が高輪ゲートウェイ駅前を中心に進める品川再開発計画の工事現場で、日本初の鉄道の線路跡「高輪築堤」が出土した。筆者も見学する機会を得て、今年1月に現地を訪問したが、その光景を目にして思わず声が出た。浮世絵で見た姿が、そのままの形で存在していたからだ。

 しかし、日本の鉄道のルーツそのものといえる遺構が、そのままの形で保存されるかは不透明な情勢だ。JR東日本は再開発第1期区域に高層ビル4棟を建設し、2024年度にまちびらきをする計画だが、高輪築堤は開発区域の一部にかかっているからだ。

 JR東日本は「今後公開するため、どの部分を保存するか、移築も含めて検討を進める(1月9日付東京新聞)」とコメントしているが、日本考古学協会は一部保存や移築では不十分だとして、現地で全面的に保存するよう求める要望書を提出するなど、高輪築堤の扱いを巡る議論が活発化しつつある。

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#江戸時代 #JR東日本 #高輪ゲートウェイ #再開


「日本初の鉄道」は海上に敷設、それを可能にした江戸時代の技術とは

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