新型コロナウイルスの感染不安をなくそうと、無料通勤バスを半年間運行した東京都東村山市の「銀河鉄道」社長、山本宏昭さん(57)が良き市民を表彰する「2020年度シチズン・オブ・ザ・イヤー」(シチズン時計制定)の受賞者に決まった。山本さんは「バスの運行会社として当然のことをした」と話す。

 同市で路線・観光バスを運行する銀河鉄道は20年3月12日〜9月11日の平日朝、西武線東村山駅前から新宿西口や東京駅丸の内口まで、通勤客を無料で送り届けた。140本以上運行し、延べ約2400人を運んだ。自社の経営も厳しい中で、感染不安なく通勤をと立ち上がった。シチズン時計は「コロナ禍で沈む世相の中、一条の光明を見る思いがする」としている。

 山本さんは「名誉ある賞をいただき感激している。地域の利益のために行動した亡き父の背中を見て育った。父は幼くして両親を亡くし、養子に入った山本家は、困っている人に自分の食べる米を握り飯にして渡したことがあるという。コロナ禍のいま、国はリーダーシップを持ってほしい」と語った。

 シチズン・オブ・ザ・イヤーには自閉症や知的障害のある子どもたちの学童保育の先駆者として40年以上施設を運営したとして、小平市の村岡真治さん(62)らも選ばれた。【斉藤三奈子】

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無料通勤バスを半年運行 東京・東村山の「銀河鉄道」社長、「良き市民」受賞

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