
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、首都圏の鉄道では20日から終電の時刻が繰り上がる。繰り上げ時間は最大10〜30分程度で、緊急事態宣言期間中の2月7日まで続く見通し。鉄道各社が乗客に注意を呼び掛けている。
終電の繰り上げは、国土交通省や首都圏1都3県の知事が鉄道会社に要請した。首都圏の鉄道各社は元々、深夜のメンテナンス作業時間の確保などを理由に、春から終電の繰り上げを予定していたが、要請を受けて前倒しする形になった。ダイヤ改正は春まで行わず、終電付近の一部列車を運休するなどして対応する。【山本佳孝】
(首都圏の鉄道、20日から終電繰り上げ 10〜30分程度、2月7日まで)