実在しない「妄想鉄道」への連絡切符「岡安新都市交通連絡きっぷ」を、第三セクター鉄道会社の明知鉄道(岐阜県恵那市)が販売している。

 明知鉄道が「実在しない鉄道会社の切符を売るのは初めて」という切符を制作したのは、下咽頭(いんとう)がんの治療で活動休止中のお笑い芸人「ななめ 45 °」の岡安章介さんへの鉄道好きの芸能人仲間の思いを受けたからだった。

 「妄想鉄道」は鉄道好きの芸能人が自らの空想で作ったフィクションの鉄道。岡安さんは「オカシャトル」こと「岡安新都市交通」の社長で、病気療養中の現在は「運休中」という設定になっている。岡安さんと仕事などを通じて親交のある3人が、新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、入院中の岡安さんの見舞いにも行けないため、架空の連絡切符を発行して激励することになったという。

 「妄想鉄道」とはいえ、鉄道が好きな芸能人たちの企画。明知鉄道が協力し、硬券と呼ばれるマニア好みの切符は本物に近いデザインで作られ、台紙にはお笑いコンビ「ダーリンハニー」吉川正洋さんの「吉川急行」▽ホリプロマネージャー南田裕介さんの「MR」▽エスピーボーンTVディレクター田中匡史さんの「たなかモノレール」のロゴが描かれた本格的な仕上がりになった。

 2月16日までは三重テラスオンラインショップ(https://mieterrace.shop-pro.jp/?mode=cate&cbid=2691851&csid=0)、同月19日以降は明知鉄道明智駅で販売する。売り上げは販売手数料15%を差し引いた全額が「オカシャトル」の「復旧費用」として岡安さんへ贈られる。明知鉄道では「病気で当社のオンラインイベントへの出演ができなかったのは残念だったが、今回の切符はデザインにもこだわって制作したので、治ったらトークで返してほしい」と話している。

 発行枚数は500枚、価格は1000 円(送料別)。問い合わせは明知鉄道(0573・54・4101)【米田堅持】

#妄想 #芸人 #コロナ禍 #エール


「妄想鉄道」への連絡切符 コロナ禍で生まれた鉄道芸人へのエール

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