オーストリア大使館商務部は、オーストリア企業のリンジンガー(LINSINGER)が開発した、水素を動力源とするレールミリングトレイン(レール削正車)「MG11 Hydrogen(H2)」を11月17日に一般公開したと発表した。

「MG11 Hydrogen」

このレールミリングトレインは、ゼロエミッションモビリティに大きく貢献することを目的とし、企業内の研究開発部門が2年をかけて開発。「MG11 H2」への製品拡張は、リンジンガー80年の歴史における大きな節目になるという。

「MG11 H2」は水素燃料電池によって電力を供給し、アキュムレータを追加することにより、ピーク時の電力需要をカバーするだけでなく、推進駆動力に余裕を生み出すことができる。これは多くのネットワークオペレータにとって大きなメリットとなる。

リンジンガーのレール処理技術は無公害を達成しており、次のステップとして、環境に配慮した未来志向のエネルギー供給が挙げられていた。「MG11 H2」の燃料電池から生成され、放出されるものは水のみとされ、環境や機械の操作者だけでなく、鉄道沿線に住む人々への配慮にもなる。

リンジンガーは、オーバーエスターライヒ州シュタイラーミュールに本社を置き、500人の従業員を擁する。輸出割当量は98%を示すレールメンテナンスのパイオニアであり、レールミリングの発明者でもある。かつての家族経営からグローバルプレーヤーへと成長し、現在も拡大を続けている。


リンジンガーが開発、水素が動力源のレールミリングトレインを公開

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