静岡鉄道は、1939(大正14)年から1990(平成2)年頃まで砕石運搬貨車として活躍したトコ1号を群馬県吾妻郡中之条町に無償譲渡すると発表した。トコ1号の展示イベントと1000形車両の運転体験を7月10・11日に開催することも発表している。

砕石運搬貨車トコ1号

中之条町では、交流・観光・地域づくりの拠点として「中之条町六合地区産業遺産群」の整備を推進。その一環で、旧太子駅(旧国鉄太子線、1970年営業廃止・1971年廃線)を「日本一の無蓋車公園」として整備し、駅舎・ホームなど復元し、全国各地の無蓋車(車体に屋根のない貨車)を展示している。

トコ1号は貨車の一種で、静岡清水線で砕石運搬のために使用されていたが、新しい保守用車両の導入により使用されなくなったため、長沼車庫で保存されていた。中之条町から譲渡依頼があったことを受け、協力することになったと説明しており、7月頃に長沼車庫からの搬出を予定している。

譲渡に伴うトコ1号・1000形車両展示イベントと1000形車両運転体験は、静岡県内在住者限定で7月10・11日に実施。静岡鉄道の長沼倉庫(長沼駅下車すぐ)を会場に行われ、入場料は無料。両日ともトコ1号と1000形の展示は9時30分から12時まで行われ(各日500名まで)、1000形の車両運転体験は各日10時・13時からの2回行われる(各日20名まで)。

1000形車両運転体験の参加資格は小学校4年生以上(小学生は保護者同伴)。参加費は大人1万円・中学生未満5,000円。事前申込みが必要で、6月14日10時から7月8日までウェブの申込みフォームにて受け付け、定員になり次第、募集は締切となる。

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静岡鉄道、砕石運搬貨車トコ1号を中之条町に譲渡 – イベントも開催

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