文化庁は、JR高輪ゲートウェイ駅(東京都港区)前で出土した鉄道遺構「高輪築堤」を史跡指定する方向で検討に入った。早ければ今夏にも、文化審議会の審議の対象にすることを目指す。史跡化の手続きは通常数年かかるが、明治の鉄道黎明(れいめい)期の姿を残した価値を重視し、異例の早さで進める。

高輪築堤は1872年、日本で初めて開業した鉄道(新橋—横浜)の線路の土台部分。当時、この地域は海で、線路を敷くため浅瀬に築かれた。JR東日本が計画する商業施設などの開発区域から出土し、昨年同社が公表した。

史跡指定を検討するのは、橋梁(きょうりょう)跡などの計約120メートル分。船が往来できるよう一部をくりぬいた構造が分かる。出土した約800メートルの中でも特に価値が高いとされ、JR東は現地保存の計画を公表している。

史跡指定は価値を見極める学術調査を行い、文部科学相の諮問機関である「文化審議会」の答申を受けて決定される。高輪築堤をめぐっては、文化審議会の分科会が独自に、「国の史跡として指定するに値する」とした意見を文化庁に提出している。

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【独自】鉄道遺構「高輪築堤」史跡指定へ検討…文化庁、今夏にも審議対象に

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