JR西日本は26日、鉄道の安全管理に関する2019、20年度の第三者評価報告書を発表した。17、18年度に引き続き、「過度な組織防衛的風土」の改善を求められた。第三者評価は05年の福知山線脱線事故を受け、15年度に導入。ノルウェーの第三者認証機関「DNV GL」の日本法人がJR西の社内監査に同行するなどし、国のガイドラインに基づき実施している。

報告書によると、安全が確認できない時に「迷わずに列車を止める・作業を止める」との意識は浸透してきた。一方で、社員からは「相互連携が弱く、部門間の壁が存在する」などの声が聞かれたという。改善された点も多かったが、JR西は「本質的な課題はまだまだ残っている。着実に解消していきたい」(安全推進部)としている。報告書は今回から、2年ごとの発表となった。【高橋昌紀】

#報告書 #JR西日本 #脱線 #事故


JR西に再び「組織防衛的風土」の改善求める 第三者評価報告書

関連記事

鉄道技術展2021 – 近畿車輛、車載製品やVR用いた設計検証など紹介

レトロ気動車が続々集結 「気動車博物館」の様相の小湊鉄道&いすみ鉄道

JR西日本、きのくに線サイクルトレイン本実施へ – 利用時間も拡大

JR北海道「ラベンダー編成」の特急「北斗」12/4から世界遺産PR実施

「JR東日本駅たびコンシェルジュ」12/1開業イベントで列車から中継

東京モノレール「キキ&ララ モノレール」2編成目を公開