<テレビで読む 旅> 5月24日(2021年)放送の「鶴瓶の家族に乾杯」(NHK総合)では、番組誕生のきっかけとなった1995年の伝説の番組「さだ・鶴瓶のぶっつけ本番2人旅」のコンビが復活。鉄道ファンの #さだまさし は、千葉県いすみ市ののどかな田園風景の中を走る大人気の「いすみ鉄道」の旅を満喫した。

いすみ鉄道は外房の大原駅と房総半島のほぼ中央に位置する大多喜町の上総中野駅を結ぶ全長27キロのローカル線だ。

スタジオで昭和世代の2人が大いに盛り上がったのが、今では全国的にも珍しい『駅弁の立ち売り』だ。無人駅となった国吉駅の近所で旅館「松屋」を営む掛須保之さんが、妻の和美さんと一緒に手作りした郷土料理「たこめし」がたっぷり入った「たこめし弁当」(900円)を、電車が着くたびに駅のホームに立って販売しているのだ。

「今どき見かけないですね」

「大切ないすみ鉄道を将来に残して、子どもたちに引き継いでいってもらいたい」との思いから取り組んでいるという。黄色の電車の形をしたキャラクター「い鉄くん」の被り物を被っているので、すぐに見つけることができる。

実は、いすみ市の大原漁港は、千葉県水産ブランドである「外房イセエビ」と「太東・大原産真蛸」などの水揚げが盛んな港だ。イセエビは全国でも屈指の漁獲量を誇り、栄養豊富な海で育った真ダコは柔らかくて甘みがあると評判だ。

「窓を開けて駅弁を買うなんて、今どき見かけないですね」とさだが言えば、鶴瓶も「昔は瀬戸物でできた入れ物に入ったお茶も付いていた」と懐かしそうに話していた。

いすみ鉄道は上総中野駅で、同じくローカル線の「小湊鐵道」につながる。東京方面からは、JR内房線五井駅で小湊鉄道に乗り換えて行けば、人気のローカル線2路線をイッキ乗りできる。

(寒山)

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さだまさしも味わった 今どき「駅弁立ち売り」の風情 【旅】

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