帝都高速度交通営団が東京メトロに改組されて今年で17年。戦時体制下に営団が成立するまでの背景と戦中の営団の活動について、筆者が2月26日に出版する『戦時下の地下鉄 新橋駅幻のホームと帝都高速度交通営団』から紹介する。(鉄道ジャーナリスト 枝久保達也)

大雪の日に起きた
二・二六事件

 今から85年前の1936年2月26日、「昭和維新断行・尊皇討奸」を掲げる陸軍皇道派の青年将校らによるクーデター未遂、二・二六事件が発生した。

 この年は東京に何度も大雪が降ったことで知られる。2月4日に都心を襲った暴風の積雪は32センチを超えた。23日にも本州南岸を発達した低気圧が通過し、36センチの降雪を記録。観測史上一位の46センチの積雪を記録した1883年以来の大雪となった。

 そして、その雪が解け切らないまま迎えた2月26日早朝に発生したのが、二・二六事件であった。26日も反乱部隊が首相官邸や警視庁、陸軍省などを占拠し終わった朝8時頃から雪が降り始めた。

 この日は朝から電車が止まっていたと回想されることがあるが、反乱部隊が鉄道網を制圧していたわけではない。23日の大雪以降、気温が低い日が続いたため積雪が減らず、交通がしばらくマヒ状態にあったというのが真相のようだ。

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#地下鉄 #強盗 #高速 #東京メトロ


「地下鉄の父」と「強盗慶太」、戦時下の新橋駅を巡る争いの歴史とは

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