山梨県が推進する「富士山登山鉄道構想」の構想案が検討委員会の総会で可決されたのを受け、同県富士吉田市の堀内茂市長は10日の定例記者会見で、改めて鉄道整備の必要性に疑問を呈し、「基本的に反対の立場だ」と述べた。

 構想案について堀内市長は「災害対応が示されていない」と指摘。富士山は表面が溶岩の石で軟らかく、落石が年々拡大しているとしたうえで、「岩盤上に登山鉄道が走るヨーロッパの山と異なり、富士山に鉄道のレールを敷設するのは厳しいのではないか」と話し、「我々には富士山を傷つけずに守っていく義務がある」と主張した。

 また、構想の目的は登山者の抑制と自動車の排ガス問題の解決とし、観光バスのハイブリッドや電気化が進んでいる現状を説明。「マイカー規制と組み合わせれば登山客をコントロールでき、排ガスも止められる。(鉄道整備の)必要性がどこにあるのか、疑問を感じている」と述べた。【山本悟】

#推進


「基本的に反対」 富士山登山鉄道構想に富士吉田市長

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