西武は19日、メットライフドームエリアに新設される「トレイン広場」に、80年から40年間走行し続け、11月に現役を引退した西武鉄道101系先頭車両を設置する作業を行った。12球団の本拠地に鉄道車両が設置されるのは初となる。

車両は前夜の18日午後11時に埼玉県横瀬町の西武鉄道横瀬車両基地を出発し、約100キロの深夜移動を敢行。19日午前3時30分頃に同球場に到着した。到着時は熱心な鉄道ファン約50人が“想定外”に移動の無事を見届けるため集まり、対応した広報部員も「これほど多くの方が集まるとは思わなかった」と目を丸くした。

午前11時から、所定の位置に電車を設置するため大型クレーンを使用しての「空中遊泳ショー」がスタート。工事関係者も固唾をのんで見守る中、約20分メットライフドームエリアを遊泳した30トンの車両は、線路が配置されている定位置へ無事に移動を終えた。

今後は年明けの1月からカラフルなデザインの「ライオンズカラー」に彩られるラッピング作業を開始。3月にはすべてのメンテナンスを終え、ファンに披露される。乗車も可能となる方向で調整を進めているという。

深夜からの長時間に及ぶ設置作業を見守った同球団広報部員も「野球に携わっていることが多い中、なかなか車両がこのような形で球場に設置される場面を見ることはできません。車両が吊されている光景を見たときは感動しました」と話していた。

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西武 鉄道車両が“空中遊泳” メットライフDに設置

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