線路と道路の両方を走れる乗り物「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の導入を計画している第三セクター、阿佐海岸鉄道(徳島県海陽町)は15日、DMV車両の基本的動作を確認するため、阿波海南駅(海陽町)—海部駅(同)間の線路上を初めて走行させた。

阿波海南駅構内に設けられた「モード・インター・チェンジ」に、マイクロバスを改造したDMVがバスモードで到着。運転手がバスから鉄道へ切り替える「モードチェンジ」の操作をすると、車両の底から車輪が姿を現し、約15秒で鉄道モードに切り替わった。また、車両はそのまま付近をゆっくりと走行し、問題点がないか確かめた。

走行を見守った同社の井原豊喜・代表取締役専務は「まずは無事動いて安心した。ぜひ多くの人に体験してもらいたい」と話していた。

DMVは、観光資源となることも期待されているほか、鉄道とバスの両区間を乗り換えなしで利用でき、高齢の利用者にも優しいとされる。また、現在営業運行しているDMVはないため、阿佐海岸鉄道が世界初となる可能性もある。

阿佐海岸鉄道は、2020年度中に阿波海南駅—甲浦駅(高知県東洋町)間での営業運行を目指している。【岩本桜】

#道路 #車両


バスが変身、線路にGo! 阿佐鉄の「DMV」が初走行 徳島・海陽町

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