SLの運行で知られる静岡県の大井川鉄道で12日、35年ぶりの新駅「門出(かどで)」(静岡県島田市)が開業した。隣の駅「五和(ごか)」(同市)は、「合格」に改称された。同鉄道は両駅を合格から門出につながる縁起の良い路線として受験生などにアピールしていく。

大井川鉄道の新駅は1985年の日切(ひぎり)駅以来。同時にオープンする地元農産物を生かした観光施設「KADODE OOIGAWA」を訪れる客の足代わりになればと、観光施設に併設された。近くに新東名高速道路の島田金谷インターチェンジがあり、鉄道と合わせた誘客を図る狙いだ。

新駅の名称は、施設を運営する「KADODE OOIGAWA」社が駅の命名権を取得し、施設名に合わせて「門出」とした。同社はJAおおいがわ、大井川鉄道、島田市などが出資し、「人との出会いや新しい生活のきっかけに」と願って施設名を考えたという。

門出駅は無人でSLは停車しない。駅前には現役を退いた「C11」が展示され、この日午前、駅開業と観光施設のオープンを祝う式典が行われた。 #川勝平太 知事は「全国の受験生が訪れ、一生忘れることがない思い出を作る場所になるのではないか」とあいさつした。

約500メートル離れた五和駅も12日、新たな駅名でスタートを切った。地元では、もともと住民らが駅名をもじって「合格駅」と呼んでおり、無人の駅舎内に「合格地蔵」を置いていた。街おこしに活用しており、新駅の誕生を機に改称した。

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大井川鉄道に35年ぶり新駅「門出」…隣駅は「合格」、「縁起良い路線」に

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